顔の仕組み(健康・美容矯正の前に知ってほしい事)
頭の構造
頭は専門用語で
頭蓋(とうがい)
と呼びます
頭蓋は22個の骨(頭蓋骨)で構成されています
ちなみに
- 頸椎(首の骨)
- 胸椎(むねの骨)
- 腰椎(腰の骨)
- 仙骨(おしりの真ん中の骨)
- 尾骨
などで構成される背骨は
24個の骨が集まって出来ています
頭蓋骨を
- 前から見ると
- 後ろから見ると
- 横から見ると
22個の骨が
パズルのように組み合わさっています
頭蓋は
- 脳頭蓋
- 顔面頭蓋
に分類します
脳頭蓋とは
脳を入れる空間を作る骨で
- 前頭骨
- 頭頂骨(左右)
- 側頭骨(左右)
- 後頭骨
- 蝶形骨(ちょうけいこつ)
- 篩骨(しこつ)
の8個の骨で構成され
脳を保護する役目があります。
下の図の赤丸が脳頭蓋の場所です
脳頭蓋が歪むと
- 左右の眉の高さ
- 左右の目の高さ
- 左右の目の大きさ
- 左右の耳の高さ
が違う原因になります
脳頭蓋の1つ前頭骨は
下の図の赤丸部分(眼窩)を構成します。
眼窩に目が入っています
ですので
脳頭蓋の骨の1つ前頭骨が歪むと
眼窩が歪み
・左右の目の高さ
・左右の目の大きさ
・左右の眉の高さ
が違う原因になります
頭蓋骨の1つ側頭骨は
上の図の青丸部分(耳の穴)を構成します。
耳の穴(耳管)に耳が付いています
ですので
頭蓋骨の1つ側頭骨が歪むと
耳の穴(耳管)が歪み
左右の耳の高さが違う原因になります
顔面頭蓋とは
顔の形を作る骨で
- 下顎骨
- 上顎骨(左右)
- 口蓋骨(左右)
- 頬骨(左右)
- 鼻骨(左右)
- 涙骨(左右)
- 鋤骨(じょこつ)
- 下鼻甲介(左右)
の14個の骨で構成されています
下の図の赤丸が顔面頭蓋の場所です
顔面頭蓋が歪むと
- 鼻の位置(眼鏡がずれる)
- 左右のほお骨の位置
- 左右の口角の高さ(ほうれい線)
- アゴの位置
が違う原因になります
顔面頭蓋の1つ鼻骨は
下の図の赤丸部分(鼻腔)を構成します。
鼻腔に鼻があります
ですので
顔面頭蓋の骨の1つ鼻骨が歪むと
鼻腔が歪み
鼻の位置(眼鏡がずれる)が違う原因になります
顔面頭蓋の1つ頬骨(きょうこつ)は
下の図の赤丸部分を構成します。
頬骨はいわゆる「ほお骨」です
ですので
顔面頭蓋の1つ頬骨が歪むと
左右のほお骨の位置が違う原因になります
顔面頭蓋の1つ上顎骨は
下の図の赤丸部分を構成します。
上顎骨には唇の一部があります
ですので
顔面頭蓋の1つ上顎骨が歪むと
唇が歪み
左右の口角の高さ(ほうれい線)
が違う原因になります
顔面頭蓋の1つ下顎骨は
下の図の赤丸部分を構成します。
下顎骨には唇の一部があります
ですので
顔面頭蓋の1つ下顎骨が歪むと
唇が歪み
左右の口角の高さ(ほうれい線)が違う原因になります。
さらに
顔面頭蓋の1つ下顎骨が歪むと
アゴの位置が違う原因にもなります
頭蓋骨(脳頭蓋・顔面頭蓋)が歪む
先程も書きましたが
頭蓋骨は1個の骨ではなく
22個の骨が
パズルのように組み合わさっています
更に
頭蓋骨の各骨のつなぎ目(縫合)は
背骨や手足の関節と同じ構造をしています
ですので
背骨や手足の関節が
生活習慣の悪い癖の積み重ねで
歪むのと同じで
頭蓋骨も
生活習慣の悪い癖の積み重ねで
歪みます
頭蓋骨を歪める日々の悪い姿勢や動作は
- 頬杖をついてテレビを見る
- 片側の歯で物を噛む癖がある
- 昔に顔や頭をぶつけた(交通事故を含む)
- うつ伏せで寝る癖がある
- 口呼吸
- 歯科治療で口を大きく開ける
などが考えられます
背骨や手足の関節を歪める日々の悪い姿勢や動作は
- 片足に重心を乗せて立つ
- 脚を組んで座る
- 横座り
- 同じ側で横に寝る
- 顔の同じ側を下にして寝る(うつ伏せ寝)
などが考えられます
頭蓋骨の正常(歪みの無い)時は
頭蓋骨の各骨は
実は
1分間に約10回程度動いています。
また
頭蓋骨の各骨の動きは
膨らんだり元に戻ったりする
肺の「呼吸運動」に似ていると言われています。
※一般的に肺の「呼吸運動」は
1分間に12~18回するのが普通とされています
動くとは言っても
意識的に動かせる
背骨や手足の関節(随意運動)とは異なり
頭蓋骨は
意識とは関係ない運動(不随意運動)です。
さらに
頭蓋骨の歪みは
背骨や手足の関節のような目に見えて分かる程度の歪みではありません。
頭蓋骨の動き(縫合)は
せいぜい動いて3㎜です
ですので
小顔矯正のHPでよく見かける手技の1つ
あたま(頭蓋骨)を両側から挟んで力を込めて押しても
顔の横幅や縦幅の実寸(骨の形)が
治療を受けてすぐ肉眼で確認できる程
- 縮んだり
- 小さくなったり
することは絶対あり得ません。
※小顔矯正の不都合な事実を知りたい方はこちらへ
正常時に頭蓋骨の各骨は
1分間に約10回程度動いていますが
- 何かしら体に異常がおきている時
- 1分間に6回以下の動き
- 重症な時
- 1分間に3~4回の動き
- 死が間近な時
- 1分間に1~2回の動き
になると言われています
最後に
sakoの考え接骨院の治療メニュー
健康・美容矯正は
22個ある頭の骨(頭蓋骨)の歪みが
- 左右の眉の高さ
- 左右の目の高さ
- 左右の目の大きさ
- 左右の耳の位置
- 鼻の位置(眼鏡がずれる)
- 左右のほお骨の位置
- 左右の口角の高さ(ほうれい線)
- アゴの位置
が違う原因と考え
22個ある頭の骨(頭蓋骨)を
本来あるべき正しい位置にする
顔の歪みの矯正(整顔矯正)も含まれております