骨盤の仕組み(健康・美容矯正の前に知ってほしい事)
骨盤の構造
骨盤は1つの骨ではなく
- 腸骨
- 恥骨
- 坐骨
- 仙骨
- 尾骨
の5つの骨で構成されています
また
- 腸骨
- 恥骨
- 坐骨
の3つの骨を合わせて
寛骨(かんこつ)とも呼びます
- 仙骨
- 骨盤の中央にあり
背骨の土台になる重要な骨です
- 腸骨
- 腰からお尻にかけてある大きな骨で
おしりの立体感を出します
- 尾骨
- 仙骨の先端の骨で
肛門の上に位置しています
バランス感覚に関係し
・座るときの姿勢を支えたり
・立って動くときの姿勢を正したり
・運動を安定させたり
する役割があります
- 恥骨
- 骨盤の前面下部に位置する骨。
恥骨結合により
前面で左右の骨がくっついています
妊娠中期から後期にかけて
恥骨が痛む妊婦が多いとされていますが
これは
恥骨結合のずれが原因の1つです
- 坐骨
- 座るとき地面に当たる骨です
正しい姿勢で腰掛けた時
自然に坐骨に体重がかかります。
ところが
猫背の姿勢や
椅子の背もたれに寄りかかって座る姿勢が
習慣化している人は
坐骨に体重を掛けずに
・おしりの肉(筋肉)
・尾骨
に体重を掛けてしまっています
おしりの肉(筋肉)や尾骨で座ると
骨盤が後ろに傾き(後傾)
お尻が垂れる原因になります
骨盤の役割
①下腹部の臓器や生殖器を入れて保護する
骨盤は
下腹部の内臓
- 膀胱
- 尿道
- 直腸
- 肛門
などを支えるお椀のような形をしています
妊娠時には
胎児を育てるために
お腹(子宮)を保護します
②上半身の重さを支える
上半身の体重の約6割は
骨盤にかかります
例1)体重が60㎏あれば
骨盤には36㎏の重みが加わります
例2)体重が70㎏あれば
骨盤には42㎏の重みが加わります
③歩行を支える
骨盤には
大腿骨の結合部(股関節)があるので
歩行に関係しています
④歩行時の足からの衝撃を吸収する
- 歩く
- 走る
などで地面に足をつけると
必ず
地面から身体に
衝撃が加わりますが
骨盤は
地面からの衝撃を吸収します
骨盤の歪み
日常の生活習慣の積み重ね(集大成)で
骨盤の歪みが形成されます
骨盤が歪む生活習慣は
- カバンをいつも同じ側で持つ
- 脚を組む
- 横座りをする
- 仕事で長時間座りっぱなし
- ソファーに座る
- 出産
などが考えられます。
※骨盤は
ぶつけたり怪我しても歪みます
しかし
骨盤の歪みの原因の大半は
日常生活の癖の集大成です
骨盤が歪むと
- 肩こり
- 腰痛
- 手足の関節が痛い
- 身体がだるい
などの身体の不調の原因になるだけでなく
- 顔の歪み
- お腹が出る
- おしりが下がる
- 下半身太り
などの美容面での不調の原因にもなります
骨盤の歪みがなぜ「顔の歪み」に?
骨盤は身体の中心にあります。
骨盤を土台に
- 腰椎
- 胸椎
- 頸椎
- 頭蓋骨
につながっています
いわゆる
骨盤は背骨の土台です。
骨盤(土台)が歪むと
建物と同じで
骨盤(土台)の上は歪みます。
骨盤(土台)が歪むと
骨盤(土台)の上に顔があるので
顔も歪みます
骨盤の歪みをチェック
- 肩の高さが左右違う
- 座ると足を組む
- 同じ側でバッグを持つ
- 靴底の減り方が左右違う
- スカートがよく回る
- 昔のパンツやズボンがはきにくくなった
あてはまる項目が2つ以上あった方は
骨盤が歪んでいる可能性があります
骨盤の歪みを放置すると
身体の代謝に悪影響を与えます。
特に下半身の代謝に
骨盤の歪みは悪影響を及ぼします。
- 悪影響①
- 骨盤の歪みで
下半身の血液の流れが悪くなり下半身はむくみます。
下半身がむくむと
下半身が太りやすくなります(下半身デブ)
※骨盤内には太い動脈・静脈・リンパが複雑に入り組んでます
- 悪影響②
- 骨盤の歪みで
骨盤周囲の筋肉が動かしにくくなる
筋肉が動かしにくいと
下半身の代謝が落ちます。
代謝が落ちると
脂肪がつきやすくなります(下半身デブ)
骨盤を整える(矯正する)ことで
今まで骨盤の歪みで圧迫されていた血流が改善され
代謝がアップします。
代謝がアップすると
痩せやすい体質になります
sakoの接骨院では
4つの骨(骨盤)の歪みや
動きの悪くなっている骨盤の関節(仙腸関節)を
検査によって探し出し
正しい位置や状態に矯正します。
骨盤矯正に
姿勢指導やエクササイズ指導を徹底して
骨盤の歪みを根本から改善していくのが
sakoの考え接骨院の治療メニュー
健康・美容矯正です
- 運動をしているのに痩せない
- 食べ物やカロリー制限を心がけているの痩せない
などのお悩み
実は骨盤の歪みが原因かもしれません。
女性の方へ
男性と違い女性の場合
骨盤の関節(仙腸関節)が
生理周期に合わせて
緩んだり閉じたりしています
※妊娠・出産と関係しています
骨盤が歪んでいる状態で
生理周期に合わせた
骨盤の関節(仙腸関節)の動きが起きると
- 腰痛
- 生理痛
などの痛みが酷くなる原因になります
さらに女性の場合
骨盤の中央にある仙骨が
子宮と靭帯で繋がっています
骨盤(仙骨)が歪んでいると
歪みのストレスが
靭帯(仙骨子宮靭帯)を介して
子宮や卵巣に掛かります。
子宮や卵巣は女性ホルモンと密接な関係があります。
ですので
子宮や卵巣への
骨盤(仙骨)の歪みの悪影響は
女性ホルモンにも悪影響を与えます
※女性ホルモンは
- 髪の毛を豊かにする
- 肌を潤す
- 脳の活性化
- 自律神経を安定させる
- 免疫を強化
- 骨を丈夫にする
- 血流を良くする
などの役目があります